意外と身近な民事裁判

民事裁判を起こすにあたって、収入や資産に乏しいために費用が支払えないという人については、誰もがひとしく裁判を受ける権利を守るため、法律によって定められている支払猶予等の制度を利用することができるようになっています。
訴訟上の救助というのは、訴訟費用の支払いを猶予する制度のことで、実質的には手数料として裁判所にはじめの段階で納付する収入印紙代の猶予にあたります。この制度を利用しようとするときには、訴状に収入印紙を貼るかわりに、申立書を作成して提出します。もし訴訟上の救助が裁判所から認められれば、裁判が終わるまで支払わなくてよいことになります。このため、裁判に勝訴して費用が被告の負担となれば、相手がこの印紙代を支払うこととなり、原告の側は負担を免れることができます。
民事法律扶助による立替制度というのは、日本司法支援センター、通称「法テラス」が行っている弁護士費用の立替えのことです。この制度を利用するにあたっては、まず法テラスで法律相談を受けた上で、収入状況などについての一定の審査をパスすることが必要です。利用が認められれば、裁判が終わった後で、弁護士費用を毎月1万円程度に分割して返済すればよいことになっています。

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